平成30年度全日本学校関係緑化コンクールを受賞した四万十町立東又小学校の活動をご紹介します

 平成30年度全日本学校関係緑化コンクールの表彰が、令和元年6月2日に愛知県で開催された第70回全国植樹祭の会場で行われました。
 高知県からは、「学校林等活動の部」において、小学校の部で準特選(国土緑化推進機構会長賞)を受賞した四万十町立東又小学校と、「協力者の部」で協力賞(ノースロップ賞)の団体の部を受賞した特定非営利活動法人朝霧森林倶楽部が出席しました。
  • 四万十町立東又小学校校長(当時)の中越あかね先生
  • 朝霧森林倶楽部理事の湯浅文彦氏

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東又小学校の学校林での活動

 東又小学校では、学校が地域コミュニティの中心となり、児童・PTAはもちろんのこと、20数年前に設立された「朝霧森林倶楽部」を中心とした地域の皆さんとともに、地域の宝として学校林を維持管理しています。

 森林環境学習では、森林での学びを校内にあるビオトープと関連性を持たせ、児童だけでなく校区の住民も含めて、誰もが森林への興味・関心をもてるような学習プログラムを策定し、実施しています。

 東又小学校の学校教育目標は「心豊かな児童の育成」で、小学6年生の総合的な学習の時間では、学校林を取り上げ、「未来へつなぐ宝の山~学ぶ・遊ぶ・憩える場にしよう~」をテーマとして、多様な活動を行っています。

 朝霧森林倶楽部をはじめ、関係機関の方を講師として迎え、森林について学んだり、自分たちの学校林としてみんなが楽しめる場所となり、地域の方からも愛される場所となるように、そして子どもたちが地域に愛着を持てるようにと考え、行ってきたこれまでの活動が評価され、今回の受賞となりました。

 学校林を利活用して東又小学校が行っている活動や学習を下記のPDFにまとめています。是非、ご覧ください。

※東又小学校の学校林に作成したツリーハウスやビオトープの補修などに「緑の募金」の助成金が活用されています。

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