緑の募金直営事業 緑化推進普及事業

香美市の木でつくる 夏休み・親子スプーンづくり講座

 高知県森と緑の会では、緑の募金を活用して、木育講座を実施しています。今回は、夏休みに入ってすぐの日曜日に親子で木のスプーンを作る講座を当会香美市支部との共催で開催しました。
 講座で作るスプーンの材料は、全て香美市に生えていた木を用意しました。地元の木でスプーンを作り、それを使うことで身近な樹木や森林に興味を持ってほしいという願いを込めています。
 また、スプーンを作る前には木に関するクイズを行い、木のことや森林保全について楽しく学びました。

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実施概要

【日時】令和4年7月24日(日)9:00~12:00
【場所】香美市中央公民館(香美市土佐山田町宝町2丁目1-27)
【参加者】香美市在住の小学低学年の児童とその保護者9組19名
【講師】平子 真治(木育インストラクター・HIRAKO Lab)
【アシスタント講師】尾﨑 匠(木育インストラクター・土佐ろくろく工房)

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  • 「木は痛みを感じるか」「隣の木と共存しているか」などの質問に〇×で答えました。
  • スギとヒノキの枝当てクイズでは、枝を観察して答えてもらいました。
  • また人工林の現状や手入れが必要なことなどをお伝えしました。
  • 材料は アラカシ、サクラ、スモモ、ビワ、ツバキ、カキノキ、イヌマキ、スダジイ、リョウブの9種類です。
  • 木肌の色や皮の模様の違いを見て、好きな木を選んでもらいました。
     
  • 講師にアドバイスをもらいながら、5種類のヤスリを使ってスプーンを磨いていきます。
  • 手で触れて、磨き残しがないか確認しながら仕上げます。
  • 最後はオイルを塗って完成です。
  • 完成したスプーン。木の種類によって色がこんなに違います。
  • 形も一つひとつ違います。触るとツルツルです。
  • 最後に作ったスプーンを持って記念撮影しました。

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アンケートでいただいた感想

・やすりで磨くだけだから簡単?すぐ終わる?と思っていたけど、磨き始めたら奥深くて楽しかったです。子どももやすりをかけるたびに手触りの違いを感じて目を輝かせていました。
・木について勉強になりました。スプーン1個を作るのも大変で、物の大切さがわかり、物に対する愛護心が生まれました。
・作ったスプーンでご飯をいっぱい食べたいです。木のことがよくわかって、自分の作ったスプーンの木の情報など勉強になりました。身近にある木のことを親子で話してみたいです。
・木や森のお話は大人も知らないことが多くあり大変ためになりました。森などに遊びに行った時には今日習ったことの話をしながら楽しもうと思います。

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この事業に関する問い合わせ先

公益社団法人高知県森と緑の会 事務局(担当:井上)
〒780-8010 高知市桟橋通6丁目7番43号 総合保健協会合同庁舎5階
電話:088-855-3905  FAX:088-855-3906
E-mail:info@moritomidori.com

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