午後の部の取材に行ってきました。
山の一日先生養成 自然体験コース 「きのこ栽培の手法」
主催者:情報交流館ネットワーク  代表:吉村 實
日程:平成20年2月3日(日)  場所:情報交流館、里山ほか
講師:午後の部「きのこ栽培の手法」
    荒尾正剛氏(きのこアドバイザー)と森ときのこを愛する会のみなさん
2月3日(日)
 9:00〜 司会者あいさつ
 9:30〜11:30  炭窯からの炭出し/くらしと炭焼きの会
             去年コマ打ちしたきのこの原木を里山へ並べる作業
12:00〜13:00  昼食(里山料理(ハガマのご飯とキノコ汁))
13:00〜15:00  きのこ栽培の手法/荒尾先生と森ときのこを愛する会
15:30〜  ふりかえりシート記入
15:50    終了
 今日は、午後のきのこ栽培の手法の取材に行ってきました。朝は、冷たい冬の雨が降っていましたが、次第に止み、ちょうどきのこ栽培の講習の頃には太陽も顔を出しました。
 まずは、「きのこ」についての話から聞きました。
 生物は、大きく、動物、植物、菌類に分けられ、菌類は植物や動物の入らなくなった者を食べて分解し、土の中へ養分を返すという、小さいけれど、自然界をリサイクルしてくれる大切な地球の一員であること。
 また、きのこは養分のあるものに寄生して栄養を吸収し生活をしているとの話を、分かりやすく説明していただきました。
▲シイタケ
(2年前にコマ打ちしたもの)
 つづいて、きのこのコマ打ちのしかたの説明を聞きました。
 今回の原木は直径「10」cm。その「10」のだいたい3倍、つまり30個のコマを間隔をあけてうつということです。また、シイタケとナメコの2種類のコマ打ちについて、打ち方ののポイントの話がありました。
 打ち方だけでなく、ケガのないよう、注意点として、コマの穴をドリルで開けるので、電源の確認やヒモがついている服は巻き込みがあるので避けること等の説明もありました。
▲ナメコ
(2年前にコマ打ちしたもの)
ヌメリがなんとも美味しそう・・・
 荒尾先生が、まずはお手本で見せて、つづいて受講生が1人1人ドリルで原木に穴を開けます。
 初めてとあって、慎重に穴の間隔をとりつつ、穴を開けていきましたが、ドリルの刃がななめに入ったり、原木に対して穴が多すぎたり、少なかったり・・・と最初の1本はぎこちなかったですが、2本3本と開けていく内に手際よくなっていきました。
▲シイタケ
 そして、穴をあけた原木に、種ゴマを打っていきます。コマは、木の表面に沿うくらいまで打ち入れます。
 説明の中で、コマが出ていると乾燥しやすく、中に入りすぎると水がたまって雑菌が入るとありましたので、その点は気をつけて打っていました。
▲金槌でコマを打ち入れる
▲コマ打ちする受講生
▲森ときのこを愛する会のみなさんも、見守ったり、手伝ったり・・・。
 全てのコマが打ち終わり、日除けのかかったハウスに入れて仮伏せをしました。
 植菌のすんだ原木は、水を与え、1ヶ月間風通しがよく直射日光の当たらない場所で管理します。今回は2種類を植菌しましたので、それぞれの特徴に応じて、コマ打ちの終わった原木を並べました。

 最後に、きのこ栽培上の注意点、原木の管理について説明がありました。実際に自分の家の置き場所を考えて、質問がいくつかでました。荒尾先生いわく、きのこも人間と同じで、西日の当たらない場所や人が心地よいと感じる気温を好むとの話がありました。
 今回は全部で50本に植菌しましたが、お土産に受講生が各1本、自分達でコマ打ちした原木を持ち帰りました。
 今日、聞いた説明どおりに管理ができれば、実際に家でシイタケが出てきます・・・。だいたい今回の原木は10kg。10kgだと管理がよければ、最高2.5kgもシイタケが生えるそうです!(ただ、その逆だと0.5kg程度しか採れない・・・とか)今から楽しみですね。
この事業は森林環境税を活用して行われています
追記
きのこのコマ打ち体験としての楽しみはもちろんですが、伝えてほしい大切なこと、それは、きのこも自然界の中で、植物・動物とともに大切な役割を持っていること。お互いが深い関係を持ちながらバランスを保っていることですと、最後に荒尾先生がしめくくったこの言葉が印象に残りました。
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