取材に行ってきました。
山の一日先生養成講座2007 第1回『きのこ講座・観察会』
主催者:(社)西土佐環境・文化センター四万十楽舎 代表:会長理事 尾崎 健富
日程:平成19年9月22日(土)〜9月23日(日)  場所:四万十楽舎及び周辺山
講師:植野 稔氏(自然悠遊学)          受講生:11名
9月22日(土) 9月23日(日)
9:00   受付 9:00   受付
9:15   オリエンテーション 9:30   きのこ講座3
9:30   きのこ講座1 11:10  まとめ・閉講
10:40  きのこ講座2
11:40  昼食・休憩
12:30  きのこ採集フィールドワーク
16:00  きのこ料理講習会
18:00  きのこづくし夕食交流会
 今回は、9月22日(土)に同行させていだきました。
9月22日(土)、四万十市西土佐の四万十楽舎の3Fにて、山に対する関心を深め、森林や林業に対する理解を深める森林環境学習などを行う「山の一日先生」を養成する、山の一日先生養成講座の第1回目として『きのこ講座・観察会』〜きのこの生態を知ることで、森の生態系や多様性を知り、あわせてきのこの種類や食べ方など様々な楽しみ方を学ぶ〜栃木県で活動されている植野稔氏による講座が開かれました。
はじめに、「きのこ」についての講義です。日本にあるきのこの種類約1万種のうち種類が断定できているものは約6千種しかなく、「きのこ狩り」は食用にできるきのこを採るものであり、食べると死に至るきのこもあるため、種の断定が重要であること等を学びます。講師の体験談やおいしく食べられるのは、どの状態のきのこであるかなどを聞くことができました。
講師の植野稔氏の出演する「きのこの世界」という、きのこ入門のビデオを鑑賞しました。雑木林及ブナ・ミズナラ林でのきのこの種類やきのこが生えている場所にはじまり、山の登り方、きのこの採り方、食し方などを学ぶことができました。枯れた倒木にきのこあり。きのこが菌を侵入させて腐らせて分解し、土の養分となる生態系の循環の重要な役目をしている−山のきのこは森からの贈り物−ということも教えていただきました。
受講生の一人が山で採取してきたきのこ
食用にできるものを講師の先生が見てくれています(右→)
(←左)種の断定を行なう方法のひとつ「胞子紋」を採取(成長したきのこからしかとれない)
きのこの入門ビデオ鑑賞
「きのこの世界」
講師の植野氏が採集した天然のマイタケ
はじめて見ました
西土佐中半休憩所から望む四万十川
午後、四万十楽舎から車で5分のところにある中半休憩所で昼食を取ったのち、きのこ採集フィールドワークとして、山に入りました。秋の気配はまだ遠く、気温が高いこともあってなかなか食用になるきのこを発見することができませんでした。山を降り、ふれあいセンター付近の山へ移動してきのこを探すことになりました。入ってすぐのところで、貝殻茸を発見。軸を持って左右にやさしく揺らしながら採集して持ち帰ります。きのこ採集の原則・・・種類ごとにまとめて持ち帰る(種の断定ができなくなるため)。根こそぎ採って帰らない(次に生えてこなくなり破壊につながるため)。
きのこ採集フィールドワーク


中半休憩所前の山
きのこの生えていそうな場所を探しています
見つけて、みんなで観察します
西土佐ヘルスセンター付近の山 貝殻茸(カイガラタケ) この他にもきのこが生えていました
四万十楽舎に戻り、今日一日の反省会を含めて、講師の植野稔氏が持ってきてくださった天然のマイタケをはじめ、きのこ料理講習が行なわれ、その後、夕食会として交流会が行なわれるとのことでした。
この事業は森林環境税を活用して行われています
追記
講師の植野氏のお話の中で、「きのこ狩り」というのは、きのこを採るだけではなく、きのこを採りながら森を観察し、それぞれがどういう役目をしているか考えながら山に親しむことである。という言葉が印象的でした。
もっと多くの人が「きのこ狩り」を楽しみ、山に親しみ、山について考えてくれるよう、教えることのできる「山の一日先生」が増えてくれることを願います。
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