取材に行ってきました。
おやこふれあい林間学校&山の生活体験
主催者:十津小学校区青少年育成協議会 代表:馴田 正満
日程:平成19年8月4日(土)〜平成19年8月5日(日)  場所:長岡郡大豊町立立川小学校
参加者:高知市立十津小学校と三里小学校の児童・保護者・卒業生などスタッフも含め約50名
★日程表★
8月4日(土)
 大豊町立立川小学校(休校中)に到着
 開会式
 立川の方と一緒に昼食づくり
 樵体験・薪割り
 グランドゴルフで立川の人達と交流
 プール遊び
 かぶと虫捕り
 夕食の準備(焼肉・カレーライス)
 立川の人と一緒に夕食
 キャンプファイヤー
 虫捕り・花火・りんぷん転写
8月5日(日)
 起床
 ラジオ体操
 青竹を使っての朝食づくり・ 朝食
 千本に歩いて行って植物・虫とりながら散策
 立川御殿見学、立川の石川靖郎さんに
 立川の歴史をきく
 名物のそうめん流し
 スイカ割り・ その他遊び
 片付け(校舎内・運動場・流し・トイレ)
 お別れの式
 立川出発・十津着
 この事業は、上記日程で行なわれていました。今回は、8月5日(日)に同行させていだきました。
8月4日(土)初日のお話をお聞きしました。
昨晩は山へかぶと虫を探しに行ったけど、人工林の山の中では発見することができなかったそうです。立川小学校の校庭のしかけにやってきました。(この里山はまだ虫のすめる環境が残っている・・・なくさないように。)
木のお風呂を楽しみ、夕食は地元の人たちと焼肉やカレーライスを食べ、とても迫力のあるキャンプファイヤーが行なわれたそうです。この木も地元の方が山から伐り出してきてくれたそうです。

手作りの木のお風呂 おおきなかぶと虫が入っていました
8月5日(日)朝食は、青竹を使ってご飯を炊いていました。森林の荒廃の原因のひとつである竹の繁殖。この竹を日常にうまく利用していくことが必要であり、森林保護につながっていくというお話がありました。食べるとふんわりいい香りがしてとてもおいしい。地元の食材を使った漬物やお味噌汁。山の恵み山茶。これは里山に生えている葉を摘んできて、葉をちぎって煎ってお湯で煮出す番茶の一種。そしてお茶のお話を聞きながら飲む。香りが強くてほろ苦さが喉を潤してくれました。
朝食の後は、バスに乗って10分のところにある立川御殿付近を、山崎さんの昆虫解説と高橋さんの野草解説をききながら採集散策。
植物観察・昆虫採取へ出発!
江戸時代にはお殿様がお供を連れて参勤交代で通っていた道。坂本龍馬も通った道。
山崎さんによる昆虫等の生態解説
子どもたちから質問。「この虫なあに?」
「これはね・・」
昆虫探しに必死な子どもたち
戻る時間。なかなかあきらめられない
だって見つけられそうなんだもん。
植物・昆虫採集散策後は、参勤交代をしていた時代藩主が泊まった番所であり、重要文化財に指定されている「立川御殿」を見学しました。地元の方の協力を頂き、立川体験交流の会の川井さんによる、立川御殿の説明と、立川の歴史を聞くことができました。番所書院の隅々までを見学、子どもたちは、屋根裏へ昇るためのハシゴを発見。急遽、普段見る機会のない茅葺屋根の屋根裏を特別に見学させていただけることになり、子どもたちは「すごーい」と大喜び。なかなか降りてきませんでした。
立川番所書院の見学 石川靖郎さんによる立川の話 早くしないとプールの時間がなくなるよ
立川小学校に戻って、お昼ご飯までの時間のプール遊び。このプール、しばらく使っていないから、コケが沢山ついていたのを、子どもたちが入れるようにと、地元の方が掃除してくださり、地元の消防の方が水を張ってくれたそうです。地元のみなさんのご協力に感謝の大歓声で、ビーチボールなどを使って遊んでいました。
お昼は、14mも長さがある竹を使ったそうめん流し。流れてくるのは、そうめんだけではなく、きゅうりやミニトマトやウインナーなども。手で取るのは簡単だけど、お箸をつかって取るのは難しい。食べるのはもちろん、流れてくるのを取るのに必死。みんな楽しそうでした。デザートは、スイカ。ただ食べるのではなく、目隠しをしてのスイカ割りを楽しんでいました。「まっすぐ、まっすぐ」「もう少し右」などみんなからの掛け声をたよりにエイッ!みんながひとつになって笑顔もあふれてました。
プールでカエルを発見
見た後はプールに放してあげました。スイスイとあっというまに遠くへ泳いでいきました
お昼ごはんのそうめん流し
「やった!取れたよ。」パクリ。おいしい笑顔がいっぱい
目隠しして竹の棒をもってスイカ割り
当たるかな?
順番待ちの長蛇の列
さてさて、楽しい2日もあっという間に終わりに近づいてきました。「なべちゃん」こと渡辺さんの作ってくれた竹笛などの自然のおもちゃを楽しみつつ、みんなできれいに片付けて、閉会式。この楽しい体験をさせていただいた立川の方にお手紙を書くことを約束してお別れ。みんなで記念撮影。また来年も来ることを楽しみに・・・。
この事業は森林環境税を活用して行われています
追記
楽しみながら、自然を肌で感じ、里山のプロフェッショナルから教わることで、子どもたちの変化を感じることができました。自然の中で様々な人、生き物たちとふれ合いながらの学習。「木も生きてるの?」ここから生まれる自然へのやさしい感情。里山森林を守っていくことが必要であることが次世代へと受け継がれていってる現場に立ち会うことができたような気がします。あわせて、子どもたちとふれあう大人たちもさらに関心をもっていくことにつながる。生き物たちが実際に自分たちと同じように『生きている命』であること。お互いがもちつもたれつの関係であること。なくなると自分たちも生きていけなくなることを感じてくれている場面にも遭遇できました。地元の人との交流の中で、今までの日常ではなかった事をたくさん知ることができる。危ないことや悪いことをしたら厳しくしかってくれる。人を思いやること人間的に大きく成長していってることを感じました。
豊かな森林の恵みに感謝しつつ、今の山の現状については、考えなくてはいけないことがあると感じました。
<<一覧表へもどる